幼少の頃
田んぼと野原と少々の家しかない田舎で育ち、山に行くことと空き地で鬼ごっこなど走り回って遊んでいました👍
幼稚園は寺子屋のようなお寺に行っていましたが、父の意向で(たぶん)市立幼稚園にバスで通うようになりました。
行きは一人で乗り、帰りはパートに行っていた母と一緒に🚌
近所の友達のお母さんに姉がピアノを習い始め、家にあった楽譜でピアノを勝手に弾いていて、5歳から習い始めました。
当時は先生と面談をして手の大きさなど見ていただきOKが出ないと習えなかったのです🎹
小学生
歩いて30分くらいかかる小学校へ入学し、家も増え、わんぱくな友達も増え、さらにパワーアップして駆け回る日々💪
ピアノは苦労することも「練習しなさい」と言われることもなく、たくさんの曲が弾けることが楽しくてどんどん教材が進んでいきました。
そろばん塾に通い始め、目標だった1級を取得したあとは遊びに行っているような感じでしたが、友達と同じように6年生まで通っていました。
絵本から始まり本を読むことが好きでしたが、小学校の図書館で「シャーロックホームズ」シリーズに出会い、高学年の頃には外に遊びに行くより家で本を読むことが楽しくなり友達と遊ぶことが少なくなっていきました。
中学生
幼稚園以来のバス通学で、山から町の中学校へ通う。
少人数の自由だった田舎の小学校からマンモス中学になり、細かい校則、たくさんの今までに出会わなかったタイプの同級生たち…しだいに疲れていきました。
家に帰りピアノを練習し、本を読む。
練習曲や弾きたい曲は今のようにCDも動画もなく、父が集めていたレコードを聴いて楽しみながら聴いていました🎶
とくに中村紘子さんのショパンはレコードでも衝撃的で何度も聴いていたことを覚えています😮
ピアニストのコンサートはほんとに稀でした😮
3年生になり、頭痛で学校を休むことが増え成績も落ちてきたので高校受験は行きたかった高校にチャレンジしませんでした💦
子どもの時からできることと好きなことは一生懸命だけれど、その他はマイペースだったようです(笑)
学生
高校生になり意識が大人になったのか、友達とコミュニケーションを取るようになり、たくさん友達ができました。その頃の友人は今でもお付き合いをしています🙌
でも、学校の先生は苦手でほとんど会話をした記憶がありません。
ピアノはずっと同じ先生に習い、時々大学の先生の特別レッスンを受けたくらいでたんたんと続けていました。
進路を考える時期になり、幼少期からピアノに関わる大人はピアノの先生だけだったためか自分はピアノの先生になるものだと思っていて、親や先生に相談した結果、音楽教室付属の学校を受験することになりました。
社会人 独身
カワイ音楽教室付属の学校では、ピアノのレッスンはもちろん、電子オルガン、幼児教育を始めとする教育に関わることを勉強しました。
寮生活で今では考えられないようなスパルタで詰め込みなカリキュラムでしたが、無事卒業試験をクリアし、カワイ音楽教室にて「先生」としての活動が始まりました。
3歳コースからピアノ・電子オルガンコース…たくさんの生徒さんや保護者の方に出会い、苦あり楽ありでしたが、いちばんつらかったのは月謝の立替えと電話での集客、ショッピングセンターなどでのだれも聴いていないデモ演奏(笑)
自分はなんの仕事をしているのかわからないような教室の仕事💦
ならば自分で教室を開こう!と決心し音楽教室を辞めました。
自宅レッスンと出張レッスンで音楽教室時代より生徒数は少なくなりましたが、ピアノのレッスンを受けたり研鑽を積み、視野が広がり楽しく「ピアノの先生」をしていました。
結婚
教室を開いて2年後くらいに結婚をし、引っ越しをしたのですが実家と行き来しながらレッスンを継続していました。
子育て
翌年に長女が生まれその2年後に長男が生まれ、ママ業に専念しました。
その当時は働いていないママたちも多く公園でお友達ができて、子供つながりの輪が広がっていきましたが朝起きてから夜寝るまで家事育児を一人でこなし、その時は当たり前のような感覚でフル回転でした。
長女が3歳になる直前にスズキメソードでバイオリンを習い始めました。
そのレッスンは親が習い家で子供に教えることになっており、私は音符が読めるのですぐなんとなく弾けるようになりバイオリンがとても楽しかったのですが、家で娘に教えることはとてもたいへんでした😓
しかし、子供の吸収力はすごくてどんどん進んでいきました🎻
長男は小さいころから寡黙でマイペース。真逆といってもいいくらいタイプが違う二人の子供を育てたことはたくさんのことを教わった気がします。
長男が幼稚園に通い始めた頃、ピアノ教室を再開しました🎹
子育てを振り返ってみると、ああすればよかった、こうすればよかったといろいろ思うことが出てきます😅
40代~
子育ても落ち着いてきて、家事とピアノ教室のバランスもいい感じでできるようになり、演奏のお仕事もやりたいと思っていたところ、当時行っていた美容室の先生が結婚式場を紹介してくださり、ブライダル奏者として活動することになりました。
その後多くの楽器奏者と知り合い、ロビーコンサートなど一緒に演奏する機会に恵まれ練習時間の確保がたいへんでしたが、充実していました。
コロナ禍で演奏する機会が減ってしまったことと、娘がサックス奏者として活動していたこともあり、音楽教室に重点を置いてピアノは3歳からシニアの方まで音楽を通して楽しく充実した毎日を送っていただくための教室に、サックスはもっと上達したい学生さんから専門的に学びたい方を対象にしたコースを主として、たくさんの生徒さんと出会うことを楽しみにしています🎶
初めての生徒さん
高校生でした。
視力が弱く楽譜を読むのはたいへんだったのですが、先に暗譜をしてきてくれました。
すごい才能の持ち主の生徒さんでした。
思い出の生徒さん
みんな個性的で忘れた生徒さんはいないと思っていますが、兄弟で習っていた男の子たち。
とっても優等生でこちらがちゃんとしなければ、と思ってしまうようなお兄ちゃんと、とってもやんちゃでレッスンに来なくてお母さんが探しに行ったり、自由奔放な弟君の2人。
たいへんだったけれど、お母さんが落ち着いていて学ぶことも多かった生徒さんとお母さんでした。
自慢の生徒さん
親御さんがピアノより勉強、という考えでしたがとってもピアノが好きで練習もいつもしっかりやってきて、合唱の伴奏も賞を取るほど上手でした。
もちろん勉強もよくできて、高校を卒業するまで続けてくれました。
生徒からの感想
生徒たちからは、「最初は話しにくそうに見えたけど、先生って友だちみたいだねー」「おもしろいね〜」という声が寄せられています。
親しみやすさと指導の楽しさを感じてもらっているようです
保護者からの感想
また、保護者からも「なんか憧れちゃう~」「練習方法がわかりやすい!」といったフィードバックが寄せられています。
「安心して子どものレッスンをお願いできます」と保護者からは、安心感と信頼感を持っていただけているようです。